「回転のオト」タッチセンサー付き 中之条ビエンナーレ2023バージョン (透明と青の限定2台)
制作年:2023年8月
朝陽堂さんの個展(2022)でも、皆様をお迎えするたびにクルクル回っていたコたちです。
中之条ビエンナーレ2023では”楽器”を鳴らしています。(どこにあるか、探してみてください)
茶色の棒は、ナメクジが”ギュウッ”としがみついたり、”ポトッ”と、ふりおとされる感じ、を表現しています。
無限ナメクジ落としとでもいいますか。
作者の一人、三好はナメクジやこういう長い生き物が、子供の頃から大変大変苦手です。
前の事務所があった建物の外壁にナメクジが発生した時がありました。
(2019年の台風で屋根が飛び放置されたため、湿気が多発したのです)
この作品の原形モデルはその時に制作しました。
話がそれましたが、つまりは、回転のオトにも色々あるよね。という事で-例えば、
かき氷の氷を削るハンドルがふと軽くなる時の音とか、自転車のペダルを止めても慣性で進んでいる時の音とか、
試験中に聞こえる鉛筆回し音とか。
この作品は、置いておくだけではなく、触る度に回転するように改良しました(4パターン)
手作りの歯車と小さいモーターの組合せなので、”個性”があります。一つ一つ、丁寧に調整しました。
左上の青い棒をさわると、茶色の「ナメクジ」がクルクルまわり、ポトっと落ちます。
回すためには、背面のUSB-TypeCのソケットにモバイルバッテリーなどから、5V-DCを供給してください。
詳細(作品に同梱されている説明書より)
モーターも作動回路も劣化しますので、いつか上手に動かなくなります。
「昔はもっとよく回ったんだよ」と、誰かに伝えてもらえる日がくることを願っています。